光のストーン。
その言葉の源はマヤ(中南米に栄えた古代文明)の言語、Sastun(サステュン)と言う言葉と言われる。
それは、ある石を通して、人の体、マインド、或は魂(ソウル)を見る事と言う意味。
石を「触媒」にして、内観するという事のようだ。
ストーン・メディテーション。
石は、シャーマン,医師、メディスン・マン、或はウーマンに、恵まれたもの。
天から降ってきたもの、たまたま足下にあったもの、或は、知らないうちに自分の所へ何かしらの理由でやってきたもの・・・・と、色々。
人に依っては、集める気はなくとも、何とはなしに集まって来る。
石が人を選ぶという事もあるのだろうか?
それとも、単なる結果論?
そのストーン・オブ・ライト、光の石は、普通には見られない力を持っていて、これと言って決まった形や分類は意味をなさない。その用途は多種多様であった。
もしかすると、子供が遊んでいる、おはじきの中にあったかもしれないし、着物の帯留めやネックレスの中の一つかもしれない。
アーユル・ヴェーダに於いても、本来、石は装飾のためのものではなかったそうだが、
この際、宝石であるか、貴石なのか、奇石なのか、奇跡が起こるのか、ただの何でもない石なのかは無視した方が良い。
形や姿の善し悪しは関係ない。
実質(サブスタンス)が重要なのだ。
力があるか,それともないか?
もしあなたが何らかの石、気に入った石(ストーン)を持っておられるなら、石の光を見る方法について、一寸、掘り下げて見よう。。
透明な石を一つとってみよう。
水晶がいい。
又、クリスタルガラスは、石でないので役には立たない。
お気に入りの中から、一番のお気に入りを取り出す。
一つしかないのだったら、その一つの石でいい。
何かの思いでの石だったら、その思いでは忘れて、石の力に集中する。
そして、その石を光の石に少しでも近ずけてしまうのだ。
今日は、一寸、ネイティヴ・アメリカン式にやってみよう。
手に、或は手の平にその石をとって、タバコの煙を三度吹きかける。
煙草を吸わない人は、きれいな水、出来れば天然水か海水で洗っても良い。
なければ、きれいな飲み水で良い。
つまり、浄化が必要ということ。
それから、次に、布の上に置き、グレート・スピリット、プラーナ、或はあなたの神に助けとガイドを祈り、そして、光の石、ストーン オブ ライト、それと自分の名前とを何度か繰り返して、言葉にして石と対話する。
要は、石とコミュニケーションがとれさえすれば良い。
祈りや儀式が嫌だったら、時間をかけて、水晶を身につけ波動が通じ合うようにすれば良い。
出来れば,普段の日常生活の中で、吐く息と吸う息との間に注意を保つようにすると、巧くいきやすい。
そして、石との間に、親密さ(INTIMACY)が重要になる。
独り合点ではだめであって、あくまで石とコミュニケーションをとる事が大切だ。
何かのリアクションが感じられれば、OK。
自分自身が遠近のあらゆる方向に広がっていく感じがして来る。
それを少しずつ,発展させれば良い。
これは、効果的な、石と自分とをシンクロさせるための、儀式なので、重要な行為。
この事を通して、ただの石が、ストーン オブ ライトへと近ずける。
つまり、周波数を合わせる、「イン・チューン」、という事だ。
これがうまくいけば、ストーン・ワークの七割がた終わった事になる。
チューニングが出来たら、再び、手に取って、スピリットに、夢の中で、使い方を教えてくれるようにお願いする。
すぐ返事が来る事もあるし、時間がかかる事もある。それについては、何とも言えない。
もしあなたの潜在意識に、処理されていない過去が沢山残存していたら、スピリットが入って来る余地がないからだ。
そうなると、石だけではなく、本人も浄化して、過去の残存物を処理しなければ成らない。それが全ての,病気、トラブルの原因となっている。
石と調和し、ただ、ぐっすり熟睡すれば、自律神経と海馬(脊髄と直に繋がっている,脳の中枢部分)が働き、処理しておいてくれる。
人間の構造は良く出来ている。但し、健康な状態のときに限るのだが・・・・・。
記憶は記憶の部屋に入れておけば良い。
嫌な過去は、忘れてしまえば良い。
石を大切に布で包んで、枕元近くに置いておく。
夢の中に、答えがやってくる事もある。
スピリットが、何時やってきても良いように、また夢の中でオラクル(神託)、メッセージがあったときは従うのが良いと思う。
元々,自分の潜在意識からの信号だ。
自分にとって悪かろう筈も無い。
自分の意識と潜在意識とを繋げるという事なのだ。
石の役目がすんだら、又、浄化の儀式を行い、大切に閉まっておこう。
石は生きている。
その事に気がつくと、自分も生きている事が良くわかる。
* 写真は、ブルー・アイズという名のストーン・オブ・ライト。
自然のいたずらで、3種類の水晶が融合されて出来ている(トリニティー)。
様々な内包物、そして虹も内包されている。
いわゆる,ジェネレイターでもあり、レセプターでもある。