2006年10月26日木曜日

直感力


 直感力が冴えている時、あらゆる物事がうまく運ぶ。

冴えていない時、ちぐはぐだったり、物事がぎくしゃくしたり、事故にあったり、巻き込まれる事もある。

あらゆる物事が、うまくいかなくなってしまう。

 直感力は、誰でも持っている。

それは、知識やマインドを通さずに、直に何かを感じる事、感応のことだ。

時には、思考のなかに、突然、飛び込んできたり(ポッピング)、ヴィジョンとなって現れたり、体や感情に変化が訪れる事もある。

人それぞれが、意識的、無意識的に異なったソース(脈絡)で直感力を使う。

 Intuition(直感力)の語源は、ラテン語からきているそうだ。

それは、Intuiri と言うそうだ。

意味は、look within, 内観する事。

言葉を変えれば、エネルギーの向きを変えるという事。

知覚能力のことだ。

それは、常に自分の目の前にある訳ではない。

それはマインドを超えたところから、誰でも自分の中に在る能力なのだが、やってくる。

 直感力を深めるための、いくつかのエクササイズを列記してみよう。

10分もあれば出来る簡単なものだ。

その中から、自分にあったのを見つければよい。

全てやる必要はない。

ただ、すぐ結果が出る訳ではないので、一種のヨーガだと思って、なじめそうなのを選んで、暫く続けることが肝要。

暇な時、遊ぶつもりでやると良い。

 まず、テレビの見たい番組が終わったら、必ずテレビのスイッチを切る事。

見てもいないのに、テレビをつけっぱなしにして、生活のバックグラウンドにしてしまわない事。

 脊柱のストレッチ。これは非常に重要だ。

脊柱が覚醒するまでは行かないにしても、脊柱が健康であれば、少なくとも、自律神経は健康を保てる。

コブラのポーズ、猫のポーズ、屈伸運動、その他のストレッチの運動は、気づいた時に行うのが良い。毎日がいい。

 時々、静かな環境で、インヂディゴ・ブルーの色を見るようにする。

ほんの5〜6分でよい。

アズライト、サファイア、ラピスラズリ、という石を見たり、触って感じたりするのも良い。

青い空や海を見るのも良い。

理由はともかくとして,誰しも、気持ちが晴れ晴れとして来る。

風のうた、海のリズムを聴いてみる。

ダイレクト間が高まる。

 状況的に無理だったら、環境音楽でも良い。

インドの楽器、タンブーラとかシタールの音を聞くのもよい。

あの共鳴音が良い。

 インディゴ・ブルーはサイキック(知覚,霊力)の王国の色。

日本語では、瑠璃色、藍色になる。

月から見ると,地球は青く見える。

 それが、地球の色だ。

空も、海も、地球も、その色だ。

ウェルカム ホーム! 我が家の色、ふるさとの色。

深みのある、知的で、静かな色だ。

そこには、第三の目、アジナー・チャクラがある。

第六番目のチャクラ。自律神経の要でもある。

 タントラにおいては、そのチャクラは、過去からの残存物を洗い流す、という効果がある。偉大な働きである。

その事が、全ての病気やトラブルの源だそうだ。

その力と受容性をたかめるのである。

 月の丘を刺激してみる。

月の丘?

それは何処にあるのだろう?

手の平を広げてみると、丁度、小指の下、手首に近い膨らんだ所が、月の丘と呼ばれる。

親指の下も膨らんでいるが、小指の下にある月の丘も膨らんでいる。

ここを、指で指圧したり、揉んで見る。

直感力が、刺激されるという。

 だから、野球とかバスケット・ボールなど、始終やっている人等は常に月の丘を刺激している事になり、直感力も鋭敏な筈。

又,手の平の中央には、神経が集まっている所があって、第三の目に直結していて、波動に敏感。

そこをついでに指圧すると、気持ちがよい。

水晶や翡翠などを近づけて見ると、良くわかる。

パワーが感じ取れる。

 コインを放り上げて、そのコインがどのように、地に落ちて転がるかを、コインが空中にある時に想像する。

高く放り上げれば、時間もかせげる。

コインの裏表がどうかだけではなく、転がり方にも注意する。

何度もやっているうちに、転がり方も裏表も、ぴったり当たる事がある。

 恐らく、内なる意識が働きだしたのかもしれない。

そんな時、予想が的中した事ではなく、その時の意識に触れるようにする。

「ここが肝心」だ。たいていの人は、結果に満足してしまう。

「プロセス」と、第二の目的に注目する。

 クリスタル・ボール(水晶、翡翠の玉)を静かに眺めるのも良い。

もし、クリスタル・ボールがなければ、ボールにきれいな水をはって、水面上にあらわれる印象やヴィジョンを丁寧にみる。

何かのおりに、意識を調節すると、見える事がある。

何らかのきっかけがあったら、想像力を使って発展させてみる。

それらが、自分にとってどういう意味があるのかを考察する。

これらの事は、あくまで遊びの一環であって、深刻なものではない。

 出来たら、一日三十分間位、瞑想する。

何も考えずに、無心になる。

瞑想は熟考とは全く違う。熟考が悪いと言っている訳ではない。

まったく、次元が違うのだ。

 それは、ステージを整える、奇麗にする、直感力が現れやすくするという事だ。

呼吸に注意をむけ、もし何かが現れたら、その事に巻き込まれずに、ただ眺めるようにする。

 もし右利きだったら、左手を使うようにしてみる。

左手で文字をかいたり、絵を描いてみたり、簡単な事なら、左手で少しずつ行えると良い。

右手並みに成る必要はない。

少し左手が使えるだけで、知覚の扉は開き始める事がおおい。

左利きのひとは、右手を使ってみると良い。

 コンピューターのマウスぐらいは使えるようになれればいい。

モーターサイクルや楽器をプレイする時、両方の手をきめ細かに使う。

これが、心身に良い効果をあげ、直感力をたかめる。

同時に、老化防止にもなる。

 後ろ向きに歩いてみる。

後ろ向きに歩いて、円を描くようにする。

慣れてきたら、八の字でも、いろいろな形が描けるようになる。

簡単で、効果は高い。

意識は、少なくとも、シャンとしてくる。

 自分のオーラを見る。

自分の手の平を、背後に黒っぽい布でも敷いて、眺めてみる。

自分のオーラが見えてきたら、石や動物、植物、人のオーラも見えて来る。

うまく見えるようになったら、言語を使わずに、波動で石や植物や動物と交流してみる。

フィーリングで、意思の疎通が、少し判るようになる。

直感力は、成長して、いつでも助けてくれるようになる。

それは、自律神経にも直結しているからだそうだ。

 自律神経、副交感神経がきちんと働いていれば、それほど、健康に神経質にならずとも、彼らが、旨く調整してくれるのだ。

人の身体は、本当に良く出来ている。