直感力が冴えている時、あらゆる物事がうまく運ぶ。
冴えていない時、ちぐはぐだったり、物事がぎくしゃくしたり、事故にあったり、巻き込まれる事もある。
あらゆる物事が、うまくいかなくなってしまう。
直感力は、誰でも持っている。
それは、知識やマインドを通さずに、直に何かを感じる事、感応のことだ。
時には、思考のなかに、突然、飛び込んできたり(ポッピング)、ヴィジョンとなって現れたり、体や感情に変化が訪れる事もある。
人それぞれが、意識的、無意識的に異なったソース(脈絡)で直感力を使う。
Intuition(直感力)の語源は、ラテン語からきているそうだ。
それは、Intuiri と言うそうだ。
意味は、look within, 内観する事。
言葉を変えれば、エネルギーの向きを変えるという事。
知覚能力のことだ。
それは、常に自分の目の前にある訳ではない。
それはマインドを超えたところから、誰でも自分の中に在る能力なのだが、やってくる。
直感力を深めるための、いくつかのエクササイズを列記してみよう。
10分もあれば出来る簡単なものだ。
その中から、自分にあったのを見つければよい。
全てやる必要はない。
ただ、すぐ結果が出る訳ではないので、一種のヨーガだと思って、なじめそうなのを選んで、暫く続けることが肝要。
暇な時、遊ぶつもりでやると良い。
まず、テレビの見たい番組が終わったら、必ずテレビのスイッチを切る事。
見てもいないのに、テレビをつけっぱなしにして、生活のバックグラウンドにしてしまわない事。
脊柱のストレッチ。これは非常に重要だ。
脊柱が覚醒するまでは行かないにしても、脊柱が健康であれば、少なくとも、自律神経は健康を保てる。
コブラのポーズ、猫のポーズ、屈伸運動、その他のストレッチの運動は、気づいた時に行うのが良い。毎日がいい。
時々、静かな環境で、インヂディゴ・ブルーの色を見るようにする。
ほんの5〜6分でよい。
アズライト、サファイア、ラピスラズリ、という石を見たり、触って感じたりするのも良い。
青い空や海を見るのも良い。
理由はともかくとして,誰しも、気持ちが晴れ晴れとして来る。
風のうた、海のリズムを聴いてみる。
ダイレクト間が高まる。
状況的に無理だったら、環境音楽でも良い。
インドの楽器、タンブーラとかシタールの音を聞くのもよい。
あの共鳴音が良い。
インディゴ・ブルーはサイキック(知覚,霊力)の王国の色。
日本語では、瑠璃色、藍色になる。
月から見ると,地球は青く見える。
それが、地球の色だ。
空も、海も、地球も、その色だ。
ウェルカム ホーム! 我が家の色、ふるさとの色。
深みのある、知的で、静かな色だ。
そこには、第三の目、アジナー・チャクラがある。
第六番目のチャクラ。自律神経の要でもある。
タントラにおいては、そのチャクラは、過去からの残存物を洗い流す、という効果がある。偉大な働きである。
その事が、全ての病気やトラブルの源だそうだ。
その力と受容性をたかめるのである。
月の丘を刺激してみる。
月の丘?
それは何処にあるのだろう?
手の平を広げてみると、丁度、小指の下、手首に近い膨らんだ所が、月の丘と呼ばれる。
親指の下も膨らんでいるが、小指の下にある月の丘も膨らんでいる。
ここを、指で指圧したり、揉んで見る。
直感力が、刺激されるという。
だから、野球とかバスケット・ボールなど、始終やっている人等は常に月の丘を刺激している事になり、直感力も鋭敏な筈。
又,手の平の中央には、神経が集まっている所があって、第三の目に直結していて、波動に敏感。
そこをついでに指圧すると、気持ちがよい。
水晶や翡翠などを近づけて見ると、良くわかる。
パワーが感じ取れる。
コインを放り上げて、そのコインがどのように、地に落ちて転がるかを、コインが空中にある時に想像する。
高く放り上げれば、時間もかせげる。
コインの裏表がどうかだけではなく、転がり方にも注意する。
何度もやっているうちに、転がり方も裏表も、ぴったり当たる事がある。
恐らく、内なる意識が働きだしたのかもしれない。
そんな時、予想が的中した事ではなく、その時の意識に触れるようにする。
「ここが肝心」だ。たいていの人は、結果に満足してしまう。
「プロセス」と、第二の目的に注目する。
クリスタル・ボール(水晶、翡翠の玉)を静かに眺めるのも良い。
もし、クリスタル・ボールがなければ、ボールにきれいな水をはって、水面上にあらわれる印象やヴィジョンを丁寧にみる。
何かのおりに、意識を調節すると、見える事がある。
何らかのきっかけがあったら、想像力を使って発展させてみる。
それらが、自分にとってどういう意味があるのかを考察する。
これらの事は、あくまで遊びの一環であって、深刻なものではない。
出来たら、一日三十分間位、瞑想する。
何も考えずに、無心になる。
瞑想は熟考とは全く違う。熟考が悪いと言っている訳ではない。
まったく、次元が違うのだ。
それは、ステージを整える、奇麗にする、直感力が現れやすくするという事だ。
呼吸に注意をむけ、もし何かが現れたら、その事に巻き込まれずに、ただ眺めるようにする。
もし右利きだったら、左手を使うようにしてみる。
左手で文字をかいたり、絵を描いてみたり、簡単な事なら、左手で少しずつ行えると良い。
右手並みに成る必要はない。
少し左手が使えるだけで、知覚の扉は開き始める事がおおい。
左利きのひとは、右手を使ってみると良い。
コンピューターのマウスぐらいは使えるようになれればいい。
モーターサイクルや楽器をプレイする時、両方の手をきめ細かに使う。
これが、心身に良い効果をあげ、直感力をたかめる。
同時に、老化防止にもなる。
後ろ向きに歩いてみる。
後ろ向きに歩いて、円を描くようにする。
慣れてきたら、八の字でも、いろいろな形が描けるようになる。
簡単で、効果は高い。
意識は、少なくとも、シャンとしてくる。
自分のオーラを見る。
自分の手の平を、背後に黒っぽい布でも敷いて、眺めてみる。
自分のオーラが見えてきたら、石や動物、植物、人のオーラも見えて来る。
うまく見えるようになったら、言語を使わずに、波動で石や植物や動物と交流してみる。
フィーリングで、意思の疎通が、少し判るようになる。
直感力は、成長して、いつでも助けてくれるようになる。
それは、自律神経にも直結しているからだそうだ。
自律神経、副交感神経がきちんと働いていれば、それほど、健康に神経質にならずとも、彼らが、旨く調整してくれるのだ。
人の身体は、本当に良く出来ている。