2006年3月10日金曜日

スポーツ

「スポーツ」の語源は、ギリシャ語にあるそうだ。
一般的には、スポーツとは、運動競技を表す。
例えば、マラソン、陸上競技、ボクシング、レスリング、水泳にサッカー、ラグビー、バスケットにベースボールと無数にある。

本来のギリシャ語の意味は、楽しむ事。
本を読んだり、散歩したりするのもスポーツだ。
楽しめれば、料理や部屋の掃除、風呂に入るのもスポーツだ。

英語のスポーツの場合、「気晴らし」と言う意味の「Disport」の頭の部分、「頭音消失の言語」だそうである。所謂、「娯楽全般」、「楽しみ」、「気晴らし」、或いは「戯れ」、「からかい」も含まれると言う。
他に変わったところで、「物笑いの種」と言う意味もあるそうだ。
スポーツと言う言葉は、まるで宇宙のように意味が広い。
日本語に対応出来る言葉はない。まるで、「空き家の雪隠」だ。
どういう事かと言うと、雪隠(せっちん)は便所の事だが、空き家の故、「肥え無し」(糞尿がない)、それを「声無し」に掛けた、洒落言葉だそうである。

話を元にもどすと、公明正大な人、気さくな人、遊び人、粋人、スポーツマンらしい人の事も、「スポーツ」と言う。
又、生物科学の特殊用語になるが、「突然変異」や「変り種」(変種)の事も「スポーツ」と言うらしい。
子供や動物たちが「戯れて遊ぶ事」もスポーツだ。

お洒落な人が、何気なく見せびらかしたり、又、粋に着こなすこともスポーツと言う。
スポーツカーやモーターサイクル。船やヨットを乗り回すことも、当然スポーツ。
魚釣りや映画や寄席に行くのも、音楽や芸術を楽しむのもスポーツ。
旅は、スポーツの最たるものだ
生のバランスをとるための重要な「復元力」をつけること、レクリエーションだ。

人生を楽しむ事を英語にすれば、Suporting Life となる。
スポーツとは、正に、宇宙的言語である。