2005年11月2日水曜日

朝のストーン・ウォーク

 何となく、意識に風が起こったような気がした。それも、冷たい風ではなさそうだ。朝の、柑橘系の光の波動に、意識も目を覚ます。
身体は軽い、腹は空腹。まずは朝食。朝食は、軽く、身体が地上に安定していられる様に。

 今日は、レインボウ・クリスタルを一緒に連れてってあげよう。以前に、ヒマラヤで見つけたスモーキィ・クリスタル(煙色、グレィ、金色のクリスタル)のことだ。このクリスタル、レインボウを内包している。普通のクリア。クリスタルは、太陽の光を受けると、プリズムのように、壁や影に虹を映し出す。しかし、中には、その外向きの力を内側に留めて、虹や金、銀のように様々な彩りを、影の中に映しだすものがある。

 スモーキー・クリスタルには、クリア・クリスタルのような、きわめてパキッとした、パワーは無いものの、より地に付いた、落ち着きある力は否めない。瞑想用のクリスタルには、それぞれ独自の個性があって、石なのに、生命力があり、とても不思議な物質なのだ。 中には、内包物の色や形が変化したり、成長したりすることも稀ではない。

 興味本位で、クリスタルに接しようとする人は、それほど上質でなくとも、何となく、次元の変化や、不思議な感じを持つだけだが、クリアな透明なものの場合、インクルージョン(内包物)があれば、又、いい造形が出来ていれば良い。瞑想が進むにつれ、どういうクリスタルが、上質なのかは、いずれ解ってくる。
 クリスタルを瞑想の触媒にすることで、自分自身が、より鮮明に見えるようになり、自己認識が、深まり、意識が拡大されてくる。自分でさえ気がつかなかった、何かが現れてくる。ただ,きずきを持って、何が起こるのかを、静かに待っていると、又、クリスタルとの対話を通じて、新たな世界が広がってくる。ヒマラヤでも、多くのサドゥー(行者)達が、自分の自慢の石を見せ合っている。

 意識と言う、マインドや心を成り立たせている根源に触れると言うことは、自分でも気がつかなかった素晴らしいフィーリングが、収穫となる。

 今日はいつもの通り、何事も無く、良い日だが、全般的にエネルギーがハイで、しかも寛いでいてとてもよい。 苦もなく、周辺の人々、犬や猫、風や空気と、波長が合ってしまう。環境がよければ、フィットすれば、そして素直になればなるほど、道は整っていく。