2006年9月10日日曜日

未知へのフィットネス。


 地方の、それほど有名でないところ、観光地でもない所、でも何故か人が集まってくる、そんな所。
タイの観光局が最近テーマにしているのが、アンシーン(Unseen)。
見知らぬ領域、はやりの言葉で言えば,テッラ・インコニータ。

 朝、目が覚めたら、そこは別世界。
何て言う所が、今、人気。
決まったテーマだけに捕われず、形に執着せず、ブラッと散歩する..
形に捕われないひとには、何も問題はない。無心になれる。
しかも心地よく。自然の自分になる。
Be Natural Self.! 

 人は自分にしかなれない。物まねの必要はまったくない。
他に道はない。
そこで、初めて、信頼という事が意味を持つ。
それは生への信頼だ。
それは、とてもディープな意味を持つ。
Unseen(アンシーン、未知)は、安心に変えられる。
そこの所が、フィットネスの意味でもある。

 情景は限りなくビューティフルだ。
物事はあるがままだ。特別何かあるわけではない。普通である。
静けさの中で、川は穏やかに流れ、まわりがどうあろうと、自分のつとめを果たしている。
柳は緑、花は紅。
心地よい光とそよ風は万金の薬味となる。

 パーイはチエンマイとメー・ホン・ソンとの中間にある、小さな村。
産業といえば、農業。
だが近くの森には、幾つかの少数民族が住んでいて、手作りの民芸品などを売っている。
民族色ゆたかな村になっている。
人々は都会と違って純朴だ。
そこの所がいい。
昔のネパールのポカラを彷彿とさせる。
村の中を奇麗なせせらぎが流れ、朝、その川で、水浴びをして、体を洗う。
コーヒーとケーキという朝食がいい。

 さて今日は、何をしようか?