最近、一寸、気になることがあった。
一時は。あれほど、人々が夢中になっていたサッカー。
ワールド・カップで、いい成績うお出せなかったのが原因だが、手のひらを返したように、熱気が冷めてしまったようだ。
そのあたりを考えると、何かとても残念な気がしてくる。
勿論、成績のことを言っているわけではない。
サポーターやファンの質が、あまりに、打算的というか、結果にこだわりすぎているようにみえる。
一番、ガッカリしたのは、選手たちかもしれない。
後味が悪い。
スポーツとは、ギリシャ語が源だそうで、本来の意味は、楽しむこと。
だから、本を読んだり、散歩するのも、スポーツだ。
相撲でも、野球でも、水泳でも、結果は当然あるにせよ、プロセスを楽しむことが大事。
内容さえ良ければ、どちらが勝とうが、負けようが、本当のファンは、納得するものだ。
世間並みという、保護色に染まった無意識の偏見、から起こっているのかもしれないが、群集心理にあまりにも同化しすぎてしまうと、楽しみも糸瓜も、なくなってしまう。
選手たちが、リラックスしたきもちでできれば、偏った力みが落ち、より十全でトータルな力が出てくるのが道理。
いいプレイが、自ずと生じてくるものなのだ。いい循環が生じてくる。
そのことが、大事な、楽しみのスピリットなのだと思う。
精神が、退化してしまったのかなぁ。
2006年8月21日月曜日
スポーツ(楽しむこと)
時刻: 14:38