2006年10月6日金曜日

ストーン・メディスン 2(クンダリーニ)


 今日は,一寸,エクササイズしてみよう。

まず、最初に自分にとっての快適な場所をみつけることだ。

芝生の庭でもいいし、大地に直でもいい。又、自分のベッドでもいい。

居間のソファーでも問題ない。安心して寛げる所がいい。

床にマットか絨毯、御座でも敷いたら良い。

要は、自分がリラックスできればいい。

 そこに横たわって、目を閉じリラックスする。

環境音楽のCDをかけるのも良い。

海の音、せせらぎの音、川の流れる音,気持ちのよい自然な音がいい。

大切なのは,リラックスする事。

深く息をする。腹で呼吸をする。

10回くらいやって、すべてを吐き出すようにする。

力まず,ゆっくりと自然に行う。

吸う方は、自然に入って来る。

 目を閉じリラックスしたら、少し自分の体を意識して「敏感」になるようにする。敏感になれば、「無心」になれる。

エネルギーが思考から、感覚へと変換されている。

頭のてっぺんからつま先まで、その敏感さそのものに生って(なって)しまう。

 次に、自分の体の下にある地球、大地、直でなくてもかまわないが、注意をそこにシフトする。

床なり,マットなり,絨毯なりをとうして、地球、大地に「意識の触覚」をのばして、地球の感触を感じるようにする。出来れば、大地に直にマットでも敷いた状況、例えば、キャンプ、砂浜等はベストである。

 まず、重力を出来るだけ「直に」感じるようにする。

大地と一つになる。

当然,無心になっているので、意識を自在に働かせる事ができる。

その事も、このトレーニングでは、重要な点だ。

そして、大地を敬いつつ、大地のスピリットがうまく昇って来る感覚をみつける。

そのうち、地球の中心にある溶解した核にまで届く感じがして来る。

働いているのは「意識の触覚」なので、火傷する心配はない。

少し時間がかかるが、地球とのコミュニュケーション。

そのうち、上手く出来るようになる。

要は慣れる事だ。

 地球の中心に到達したら、今度は、自分の中にある,不安、不満、悲しみ、憎しみを、自分の脊髄のてっぺん,頭(クラウン・チャクラ)から、尾底骨までのパイプを通して、その中心に流し込んでしまうようにする。 

これは、気のタントラなので、物理を超越している。

意識の最新部にまで行こうとする技法(タントラ)なのだ。

頭の頂上にあるクラウン・チャクラから、尾底骨にあるベース・チャクラまでを気の力で奇麗にしてしまう。

 これは少し、慣れる必要があるかもしれない。

全く未知の行為だからだ。

そして、脊髄がまっすぐで、損傷が無い事、これが条件と成る。

脊髄の中心を新鮮にして、通通にするのが目的だ。

これは、本当の意味での、健康の基盤である。

 次に、尾底骨のあたりに意識をシフトする。

暫く、静かに内観していると、健康状態にもよるが、エネルギーがアップして、脊髄を通して地球の核から昇り上がってくるのを感じるようになる。

ムーラダーラ(基底)から腹、そして胸、喉、第三の目、そしてうまくすれば、

エネルギーが十分あれば、やがて、頂上に到達する。

即ち、最終のチャクラ、サワスラーラまで行き着く事が出来る。

 目を開ける。