2006年10月2日月曜日

ストーン オブ ライト(Stone of light)


 光のストーン。

その言葉の源はマヤ(中南米に栄えた古代文明)の言語、Sastun(サステュン)と言う言葉と言われる。

それは、ある石を通して、人の体、マインド、或は魂(ソウル)を見る事と言う意味。

石を「触媒」にして、内観するという事のようだ。

ストーン・メディテーション。

 石は、シャーマン,医師、メディスン・マン、或はウーマンに、恵まれたもの。

天から降ってきたもの、たまたま足下にあったもの、或は、知らないうちに自分の所へ何かしらの理由でやってきたもの・・・・と、色々。

人に依っては、集める気はなくとも、何とはなしに集まって来る。

石が人を選ぶという事もあるのだろうか?

それとも、単なる結果論?

 そのストーン・オブ・ライト、光の石は、普通には見られない力を持っていて、これと言って決まった形や分類は意味をなさない。その用途は多種多様であった。

 もしかすると、子供が遊んでいる、おはじきの中にあったかもしれないし、着物の帯留めやネックレスの中の一つかもしれない。

アーユル・ヴェーダに於いても、本来、石は装飾のためのものではなかったそうだが、

この際、宝石であるか、貴石なのか、奇石なのか、奇跡が起こるのか、ただの何でもない石なのかは無視した方が良い。

 形や姿の善し悪しは関係ない。

実質(サブスタンス)が重要なのだ。

力があるか,それともないか?

もしあなたが何らかの石、気に入った石(ストーン)を持っておられるなら、石の光を見る方法について、一寸、掘り下げて見よう。。

 透明な石を一つとってみよう。

水晶がいい。

又、クリスタルガラスは、石でないので役には立たない。

 

 お気に入りの中から、一番のお気に入りを取り出す。

一つしかないのだったら、その一つの石でいい。

何かの思いでの石だったら、その思いでは忘れて、石の力に集中する。

そして、その石を光の石に少しでも近ずけてしまうのだ。

 今日は、一寸、ネイティヴ・アメリカン式にやってみよう。

手に、或は手の平にその石をとって、タバコの煙を三度吹きかける。

煙草を吸わない人は、きれいな水、出来れば天然水か海水で洗っても良い。

なければ、きれいな飲み水で良い。

つまり、浄化が必要ということ。

 それから、次に、布の上に置き、グレート・スピリット、プラーナ、或はあなたの神に助けとガイドを祈り、そして、光の石、ストーン オブ ライト、それと自分の名前とを何度か繰り返して、言葉にして石と対話する。

要は、石とコミュニケーションがとれさえすれば良い。

 祈りや儀式が嫌だったら、時間をかけて、水晶を身につけ波動が通じ合うようにすれば良い。

出来れば,普段の日常生活の中で、吐く息と吸う息との間に注意を保つようにすると、巧くいきやすい。

そして、石との間に、親密さ(INTIMACY)が重要になる。

独り合点ではだめであって、あくまで石とコミュニケーションをとる事が大切だ。

何かのリアクションが感じられれば、OK

自分自身が遠近のあらゆる方向に広がっていく感じがして来る。

それを少しずつ,発展させれば良い。

 これは、効果的な、石と自分とをシンクロさせるための、儀式なので、重要な行為。

この事を通して、ただの石が、ストーン オブ ライトへと近ずける。

つまり、周波数を合わせる、「イン・チューン」、という事だ。

これがうまくいけば、ストーン・ワークの七割がた終わった事になる。

 チューニングが出来たら、再び、手に取って、スピリットに、夢の中で、使い方を教えてくれるようにお願いする。

すぐ返事が来る事もあるし、時間がかかる事もある。それについては、何とも言えない。

もしあなたの潜在意識に、処理されていない過去が沢山残存していたら、スピリットが入って来る余地がないからだ。

そうなると、石だけではなく、本人も浄化して、過去の残存物を処理しなければ成らない。それが全ての,病気、トラブルの原因となっている。

 石と調和し、ただ、ぐっすり熟睡すれば、自律神経と海馬(脊髄と直に繋がっている,脳の中枢部分)が働き、処理しておいてくれる。

 人間の構造は良く出来ている。但し、健康な状態のときに限るのだが・・・・・。

記憶は記憶の部屋に入れておけば良い。

嫌な過去は、忘れてしまえば良い。

 

 石を大切に布で包んで、枕元近くに置いておく。

夢の中に、答えがやってくる事もある。

スピリットが、何時やってきても良いように、また夢の中でオラクル(神託)、メッセージがあったときは従うのが良いと思う。

元々,自分の潜在意識からの信号だ。

自分にとって悪かろう筈も無い。

自分の意識と潜在意識とを繋げるという事なのだ。

石の役目がすんだら、又、浄化の儀式を行い、大切に閉まっておこう。

 石は生きている。

その事に気がつくと、自分も生きている事が良くわかる。

写真は、ブルー・アイズという名のストーン・オブ・ライト。

自然のいたずらで、3種類の水晶が融合されて出来ている(トリニティー)。

様々な内包物、そして虹も内包されている。

いわゆる,ジェネレイターでもあり、レセプターでもある。